分類:
考古
集合的地方:第1展廳
時代:繩文時代(约3300-2800年前)晚期
主人:青森縣立鄉土館
考古的位置:尾上山遺址
加入數:543‐1342-0
クマを表現した土製品です。四肢、耳、尾が欠損していますが、形態は具象的です。頭を除いて全面に縄文が施されています。胸部にはY字形の文様があり、ツキノワグマの斑文を表したものでしょう。尻には肛門を表した小穴があります。展示ではわかりませんが、腹部は全体が膨らんでおり、開いた口から胴部の大部分が空洞になっています。胴部の両側面には方形を重ねたモチーフが沈線で描かれており、この文様から縄文時代晩期でも終わり頃のものと考えられます。
クマは縄文時代からしばしば土器の装飾や土製品のモチーフとして現れ、特に弥生時代(北海道では続縄文時代)の東北地方北部・北海道で多く見られるようになります。儀礼や信仰の対象となっていたのかもしれません。
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