運営方針と点検・評価

青森県立郷土館基本的運営方針について

青森県立郷土館では、博物館を取り巻く状況の変化等を踏まえ、社会に対する当館の責務を使命として明示し、当館が目指すべき活動の方針を、以下のとおり「青森県立郷土館基本的運営方針」として取りまとめました。

青森県立郷土館基本的運営方針
(平成26年4月1日策定、令和6年4月1日改訂)

 青森県立郷土館は、昭和48年に「ふるさとの過去を語り現在を考え未来を展望する」総合博物館として設置され、以来長きにわたり、県民が郷土に誇りをもち、夢や希望を感じられるよう、郷土に根ざした活動を行ってきました。
 当館の使命は、本県の歴史や自然、文化などについて、資料収集・保存、展示、調査研究、教育普及等の活動を通して、誰もが幅広い理解を得られる場を提供するとともに、郷土の貴重な資料を次の世代へ確実に継承することにあります。
 今後も青森県内博物館の中核として、他の博物館などと連携を強化しながら、広く県民の意見を取り入れるとともに、資料のデジタル・アーカイブ化とSNS等を活用した情報発信を推進し、未来に向け、次のとおり博物館活動の充実に努めて参ります。

1 資料の収集・保存
 総合博物館である当館は、開館以来、一貫して郷土の歴史や自然、文化などに関する資料の収集・保存に努めています。県民・国民共有の財産である貴重な資料を、良好な状態で次の世代に継承していきます。

2 展示
 郷土の歴史や自然、文化などを体感し、学び、知的探求心が喚起されるよう、わかりやすい展示を行います。
また、他の博物館や民間事業者等の多様な主体との連携により、郷土への関心が高まるよう、多彩な活動を展開します。

3 調査研究
 郷土の歴史や自然、文化などについてより明らかにし、記録・公開するため、調査研究を行います。

4 教育普及・学習支援
 博物館への興味関心を高め、郷土に関する理解を深めるため、人々の学習を支援し、教育普及活動の充実を図ります。

5 運営体制
 すべての人に開かれた、安全・安心で快適な空間の提供と多様化するニーズへの対応のため、施設・設備の充実と館職員のさらなる資質向上に努めます。
 また、資料を介してコミュニケーションを図り、他の博物館や学校、図書館、民間事業者等、多様な主体との積極的な連携・協働を推進し、社会の要請に応える博物館として総合力を高めます。
 これらの博物館活動を継続していくため、経営資源を最大限に生かしながら、効率的・効果的な運営基盤の確立を図ります。


博物館評価について

青森県立郷土館では、基本的運営方針を踏まえ、点検・評価を行っています。

令和5年度博物館評価( PDF: 262KB)

青森県立郷土館中期事業計画(令和6~10年度)及び令和6年度事業計画( PDF: 328KB)